室(むろ)
ファーマインドは、バナナ加工を手がけて約30年の歴史を持つ会社です。
現在、日本のバナナの約35%が、「室(むろ)」と呼ばれる全国12箇所の加工センターで、追熟加工されます。
バナナは植物防疫法で黄色いバナナを国内に持ち込むことができません。
緑の濃味 特別熟成バナナを室(むろ)」で追熟することで黄色くなります。
温度・湿度などが管理された「室(むろ)」で数日間かけておいしく熟成させて出荷されるのです。
室(むろ)の温度管理パネル
熟成前(左)と熟成後(右)の濃味 特別熟成バナナ
ファーマインドの「室(むろ)」では、濃味 特別熟成バナナをおいしくするために温度、湿度 二酸化炭素濃度などのデータを基に追熟状況を管理し、テスト、研究を重ねて検証します。
そのうえで、季節や気候を見ながら最適な加工を行っています。
業務に従事するのは、経験を積んだプロフェッショナルスタッフです。
管理室の風景
濃味 特別熟成バナナをおいしくするために、糖度計や果肉硬度計を駆使して品質チェックを行い、さらに適切な温度を管理する「コールドチェーンシステム」を採用し鮮度を保って出荷しています。
果肉硬度計で品質チェック
「濃味 特別熟成バナナ」の産地は、南米エクアドルです。
エクアドルでは、豊かな日照と、アンデスの水がつくる養分の多い土壌、そして南極からの寒流の影響による昼夜の寒暖差が、バナナに多くのでんぷん質を蓄え、糖度の高い商品を作ります。
さらに、ヘクタール当たりのプラント数がフィリピン産に比べ少ないことから、1本1本のバナナに栄養が行きわたり、より大きなサイズに成長するのです。
2015年6月~11月当社調べ※記載の糖度は、テスト結果の一例です。青果物ですので糖度にはバラつきがあり、記載の糖度を保証するものではありません。
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