青果売場の現状から仮説を立てて分析・検証していく。それがフィールドマーチャンダイザー（ＦＭＤ）と呼ぶ仮説検証部隊です。店頭調査や売場作りの支援を通じて得た情報をもとに、仮設・検証を繰り返すことで、売場改善や販促提案に結びつけるなど、生産者と店舗、生産者と消費者を結ぶ架け橋となるために、さまざまな提案活動を展開しています。

競合調査や市場調査のほか、フィールドマーチャンダイザー（ＦＭＤ）による店頭調査も実施しています。消費者の声をダイレクトに聞くだけでなく、売場担当へのヒアリングを通じて、商品および販促施策に関するさまざまな課題を抽出・分析。品質調査やＰＯＳデータの検証結果も合わせて、具体的な課題解決プランのご提案につなげています。

たとえば重点目標量販店を設定した場合、その店での売場づくりや売場担当者とのコミュニケーションが重要なポイントとなってきます。それをサポートするのも、ＦＭＤの仕事。定期巡回時には、商品陳列にこだわり、ＰＯＰ等の販促ツールを取り付ける等、店頭での商品訴求力を高める売場づくりを行います。さらに、売場担当者に対して、売れ行き・品質などの情報収集につとめると同時に、商品の導入促進に向けた提案活動も合わせて行います。

さまざまな調査結果、および店舗巡回を通じた現場情報をふまえ、ファーマインドは新たな販売方法や商品企画を検討・ご提案。その有効性・実現性ついて、ＦＭＤが「売場」での仮説・検証の実施をお手伝いします。たとえば、時間帯別に客層年齢が異なる店舗があります。客層が異なれば、売れる商品も違ってくるはず。そのような仮説をもとに販売プランを立てて、実際に売場で検証・分析していきます。こうした活動のほか、イベント企画や各種販促ツールのデザイン等もまじえて、最善の販促計画立案をサポートしています。