ニュースリリース

2018年11月05日

農林リサーチ主催 「秋季特別セミナー」にて講演を行いました

平成30年10月30日(火)、日本歯科大学「九段ホール」(東京都千代田区)で開催された、農林リサーチ・秋季特別セミナーにて、当社、経営企画部長の立井泰徳、国産商品部門長の西尾豊が登壇し、講演および、他の専門家とのパネルディスカッションを行いました。

当セミナーは、「改正卸売市場法のもとでの青果流通」をテーマに農林リサーチ主催のもと行われたもので、当日は、日本各地の農業、卸売業、仲卸業、流通業等の経営者を始め、マスコミ等、約50名が参加しました。

ファーマインドは講演の中で、全国をカバーするコールドチェーンインフラと、生産者と消費者の想いを正確かつ迅速につなぐ情報システムという二つのネットワークのもと構築された、当社の青果流通の総合サプライチェーン機能について紹介しました。また、卸売市場法改正によって、市場の多様化や競争自由化のさらなる加速が予想される中、当社機能の有効的な活用により、卸売市場の付加価値向上および差別化に資することができるのではないか、という考えを述べました。

後半のパネルディスカッションでは、農林水産省食料産業局卸売市場室長の武田裕紀氏、全農長野生産販売部長の小澤卓夫氏とともに、議論を行いました。ファーマインドは、当社グループの荷受事業の今後の方向性について、エリア販売から広域販売への移行の必要性、全国の得意先取引口座の活用、さらに、既に全国規模で構築されているバナナ物流網に、国産青果を載せることによる積載効率の向上と、物流コストの低減を図る「統合物流」の推進について、意見を述べました。

当社は「生産者と消費者を繋ぐ」という企業理念に基づき、今後も様々な側面から国内外青果流通の発展に貢献していきたいと思います。引き続き、国内外での青果物の供給体制の強化及びコールドチェーンを通じた品質向上を図り、生産者から消費者の皆様へ新鮮でおいしい青果物をお届けして参ります。

■「農林リサーチ・秋季特別セミナー」の様子

立井部長 講演の様子
パネルディスカッションの様子
左から、全農長野の小澤部長、国産商品部門の西尾部門長、経営企画部の立井部長、農林水産省食料産業局の武田室長
(画像をクリックすると拡大します)

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