2024年07月12日
全国規模でコールドチェーンを展開する青果の総合流通企業、株式会社ファーマインド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀内達生、以下、ファーマインド)のグループ会社で茨城県稲敷市にてイチゴの生産と販売を行う株式会社ファーマ村いちご農園は、この度、2025年11月に初出荷を行うイチゴの品種を決定しました。
こだわったのは、品質とプライスゾーン。上質な希少品種の「ロイヤルクイーン」、「みくのか」と「かおりの」の3品種を、ギフトやハレの日の需要、また、デイリープライスで日々の食卓やおやつタイムでも楽しんでいただけるように、ご提供します。さらに、独自に4段階の品質基準を設け、生果だけでなく、加工品としても提供することで、初年度より収穫したイチゴの廃棄ゼロをめざします。
栽培イメージ図 |
イチゴの品種は約300種*と言われており、その中から初年度に栽培する品種を3種に決定しました。
収穫したイチゴのほとんどは、生果として販売されます。ファーマインドグループの全国規模のコールドチェーンを活用し、鮮度を保ったままお届けすることにより、食品ロス削減に努めます。また、細心の注意を払い丁寧に栽培を行っても、その過程でできた傷や日の当たり方による色むら、不揃いな形など、生果としては流通できないイチゴが生じてしまいます。これらのイチゴを、生果用ではなく加工用として商品化することで、廃棄ゼロをめざします。収穫したイチゴは、以下の4つに分類されます。
【分類】
♢ 生果① … 収穫したイチゴのほとんどは、一般消費者に向けて販売します。
♢ 生果② … 食味は良いが、少し見た目の良くないものは、食材として業務用に販売します。
♢ 冷凍・加工 … 傷など、食べられない部分を丁寧にカットし、ある一定の大きさの果肉はファーマインドの自社工場で冷凍品にして販売します。また、冷凍したイチゴをさらに加工して、いちごソースとしても商品化します。
♢ パウダー・ピューレ … 冷凍品の規格に満たないサイズの果肉を、スイーツなどの原材料として使われるパウダーやピューレなどにして販売します。
この度、7月12日(金)に茨城県庁にて、当社 堀内達生社長とファーマ村いちご農園川島浩司社長が大井川和彦茨城県知事に表敬訪問を行い、先進的なイチゴの栽培方法の説明や県農業の更なる発展について語りました。
(写真左から)ファーマ村いちご農園 川島浩司社長、 ファーマインド 堀内達生社長、茨城県 大井川和彦知事 | 訪問の様子 |