2024年01月25日
2024年1月23日(火)、群馬県で「令和5年度 群馬県 農業・食品事業者交流会」が開催され、株式会社ファーマインド(本社:東京都千代田区、以下「ファーマインド」)代表取締役社長の堀内達生が登壇し、講演を行いました。
株式会社日本政策金融公庫前橋支店と群馬県農業法人協会が主催した今回の交流会は、群馬県内の農業・食品事業の経営者を対象に、日本の農業を取り巻く現状や課題に対する取り組み事例を学ぶ場として開催されました。
堀内社長は、「ファーマインドグループの取組み ~日本の食料・農業を取り巻く環境を踏まえて~」と題した講演の中で、日本の農業・農産物供給の現状課題と今後の展望に触れた上で、当社グループが構築するコールドチェーンと情報ネットワークを核とする青果総合プラットフォームなどについて紹介しました。併せて、当社グループの機能を活用し、品質の標準化、物流の効率化などを図ることで中間流通コスト、食品ロスを削減し、必要とする消費者へ必要な数量を配送する適正配荷により、生産者の手取り向上と消費者への価格還元を実現するソリューションについて説明しました。
また、現在、当社と全国農業協同組合連合会が共同して取り組む国産青果のPFC(プラットフォームセンター)事業や、国内生産の減少に歯止めをかけるための生産事業の拡大などについても紹介し、自社のみならず他の生産者との連携も拡大していきたいと述べました。そして、これらの取り組みが有機的に繋がることにより、生産者の安定的な農業基盤と消費者の安心安全な食生活を支えるという当社グループの目指す姿について話しました。
参加者からは、当社グループの青果流通機能活用による生産者利益の向上や国産青果における新たな取り組みに関心が寄せられ、現場で直面している課題も交え、活発な質疑応答や意見交換が行われました。
当社は「生産者と消費者を繋ぐ」という企業理念に基づき、引き続き青果物の供給体制の強化およびコールドチェーンを通じた青果物の品質向上を図ります。また生産者から消費者の皆さまへ新鮮でおいしい青果物をお届けし、青果流通の発展に貢献できるよう努めて参ります。
講演する堀内達生社長 |
群馬県内の農業・食品事業の経営者など約70名が参加 |