全国規模でコールドチェーンを展開する青果の総合流通企業、株式会社ファーマインド（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：堀内達生、以下、ファーマインド）は、2023年3月15日、青海センターにおいて、米国カリフォルニア州のCalifornia Grown（以下、CA GROWN）の視察を受け入れました。

CA GROWNは、カリフォルニア州の農産物の世界各国への販売を促進することを目的に、アメリカ連邦政府、カリフォルニア州政府などにより設立された組織です。今回の視察は、日本のコールドチェーンネットワークについて理解を深めることを目的としたもので、カリフォルニア州政府のKaren Ross農務長官を始め、州議会、その他農業団体の関係者など、総勢13名が青海センターを訪れました。

ファーマインド独自のバナナ追熟加工技術、適切な温度帯で一元管理されたセンター内オペレーションなどについて説明を受けたRoss農務長官は、「効率を高めたオートメーション化、デジタル化と熟練の作業員によるマニュアルをバランス良く組み合わせたオペレーションに感銘を受けた。カリフォルニアで生産された青果の日本での流通が、こうした高い技術に支えられているのは心強い」と、視察の感想を述べていました。

カリフォルニア州は農産物販売額で全米一位を誇り、柑橘類を始めとした農産物の日本への輸出も盛んで、ファーマインドにとっても、オレンジ、イージーピール、レモン、メローゴールド等の主要な仕入れ先です。今回の視察の受け入れを通じ、カリフォルニア州政府、農業関係者等との信頼関係を更に強固なものとし、カリフォルニア産商品の販売を強化して参ります。

ファーマインドは「生産者と消費者を繋ぐ」という企業理念に基づき、引き続き青果物の供給体制の強化およびコールドチェーンを通じた青果物の品質向上を図り、生産者から消費者へ新鮮でおいしい青果物をお届けし、青果流通の発展に貢献できるよう努めて参ります。