技術力を武器に
商品の品質を保ち、生産性の向上を図る
センターには国内シェア30%を誇る最先端のバナナ熟成加工室をはじめ、フルーツのカットや梱包などのさまざまな設備機器があります。生産技術部は、こうした設備機器の修理保全や不具合が発生した場合の原因究明、改善策の提案などを主に行っています。また、現場の要望に応じて新しい設備の導入を提案する業務や製造ラインの増設、センター建設の計画なども対応しています。
この部署は、商品の品質を一定に保ちつつ生産性を向上させる重要な役割を担っています。多くの種類の設備を扱うため業務の幅が広く、センター内のさまざまな部署と関わる機会が多いのも特徴です。
当社はこのセンターを中心に、生産者から消費者までの青果流通を担っています。青果物を新鮮なまま美味しく無駄なく日本中に届けるのは、非常に難しいです。その点についても、当社のセンターを核とするコールドチェーンは大切な役割を担っていると感じています。食糧不足が懸念される将来はこの役割がますます重要になり、国内需要に応えるべくセンターの数や規模を拡大していく必要があります。生産技術部では、新規センターの立ち上げや設備導入に際し、最先端技術の調査や開発なども行っています。生産者が大切に作った青果物の安定供給を、私たちはハード面から未来を見据えて支えています。