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Interview

消費者や売場の“今”を知り
未来の売場をつくる

  • 販売促進部門
  • FMD部
  • 大倉 優芽
  • 2023年入社
※所属・役職・インタビュー内容は2024年12月時点のものです。

消費者目線で売場をとらえ
これからの売場作りに活かす

FMD(フィールドマーチャンダイザー)部は、青果流通に関わるすべての機能を持つファーマインドの中でもっとも消費者に近い部署です。部内は4つのチームで構成されていて、「管理チーム」と「売場最適化チーム」が店舗巡回ラウンダーを現場に派遣し、販売価格や売場面積、品質、他社の商品などの現場のリアルな情報を把握。「情報処理チーム」と「企画提案チーム」が膨大なデータをまとめ、売場や商品の早急な課題解決や新たな施策へとつなぐ役割を担っています。FMDが取得したデータや売場作成技術は、社内商材にとどまらず外部クライアントの販売促進活動にも活用されています。

食のスタイルが日々変化する現代においては、会議室の中だけの議論ではなく、現場の状況をタイムリーに把握した上で話し合いながら時代とともに成長していく必要があると感じています。消費者の一番近くで、あらゆる視点から現場を見つめるFMDはそのために欠かせない部署。もともと食に興味があるので、食品売場の“今”を感じられること自体も面白いです。

データを読み取り次の展開を考えて提案

現在は企画提案チームに所属し、自社商品のアボカドと、輸入果物を扱う外部クライアントの窓口業務を担当しています。アボカドの企画提案では、商談用の資料作成や設置されやすい資材などの戦略的な提案を行っています。例えば、アボカドを販売する際に、レジでプラカップが返却されているケースが多いという報告がありました。そこで、脱プラにも貢献できる、より安価なクラフトカップを提案。ポップな色が目を引き売上もアップし、カップの返却率も下がったというデータを得ることができ、コストの削減にもつながりました。

外部のクライアント窓口業務でも、商品や売場のデータを分析・報告しています。取引先がマーケティングに力を入れている場合は、売場担当者の反応など現場を知りたいという声に応えるため、FMDがサポートを行うメリットやその先の戦略にどうつなげられるかまでイメージして提案を行うよう心がけています。

正面から向き合ってくれるから
自信を持って提案できる

配属直後に、部内の課題を見つけてそれに対する改善案を考えるというミッションがありました。難しい内容でしたが、新人だからこそ固定概念にとらわれずに気づくこともあると気持ちを切り替えて探したところ、報告書の入力ミスが多いことに目がとまりました。この確認作業の時間を短縮するため、入力ミスをした際にエラーが出る仕組みを導入しました。

当初は小さなひとつの提案でしたが、先輩から変更前後での効果測定の仕方などのアドバイスもあり、さらに情報処理チームの協力も得られ、実際にプロジェクトとして動くことになりました。新人でも挑戦できる環境と変化を受け入れる柔軟性のある組織のおかげで、色々な事にチャレンジでき、大きな自信につながっています。協力やアドバイスを惜しまないチーム力も実感できました。


ワクワクできる未知へのチャレンジを
続けたい

学生時代は探検部に所属していました。好きな活動の一つが洞窟の探検で、自分にとって未知の場所へ行き、自分の目でどうなっているのか確認し、訪れた証を報告書として記録に残す、という一連の流れを全て楽しんでいました。

興味のあることが周りにあふれていて、この先にどのような結果が待っているんだろうとワクワクできるFMDの業務は、洞窟探検に似ていると思うことがあります。 例えばバナナとキウイを一緒に販売したら売上がどうなるのか、売場で検証する時のデータ取りは、未知の洞窟を進んで行く時のようなワクワク感があります。もともと好奇心旺盛な性格で知らないことはなんでも知りたいと思うタイプなので、得られた結果からさらなる課題を見つけて興味が掻き立てられるというプラスの循環も楽しみながら仕事をしています。

かけがえのない幸せを
影で支える一員になりたい

ファーマインドとの出会いは「おいしいって幸せ」というキャッチコピーでした。山や洞窟などの日常と違う世界に行くと、当たり前の豊かな生活がとてもありがたく感じます。現代にはたくさんのおいしいものが身近にあり、この日常を保つために実は多くの人が関わっています。私もそんな当たり前を提供する一員になりたいと、このキャッチコピーを見た時に思いました。

大学時代、ブルーベリーなどの栽培から加工、販売までを行い、消費者のもとに届くまでのプロセスを学ぶ実習を経験しました。これはまさにファーマインドの業務と同じで、重視するポイントも食の品質保証・安定供給・持続可能性など多くの点で共通していました。青果物は品質がとても変わりやすい食べ物です。品質や技術のさらなる向上には、さまざまな知識や経験に加えFMDが取得する現場の情報も不可欠。これからも安全な食を届けたいという気持ちを、業務を通して消費者に伝えていきたいと思っています。

私にとってのファーマインドは

知りたいこと、チャレンジしたいことが次々と湧いてくる、
興味の尽きないワクワクする場所です。