ニュースリリース

2020年3月2日

長野県果樹研究会中信支部主催「研究発表大会」にて講演を行いました

令和2年2月12日(水)、JA中信会館(長野県松本市)で開催された、長野県果樹研究会中信支部主催の「研究発表大会」にて、当社、国産商品部門 国産開発部 マネージャーの鈴木寛人が登壇し、講演を行いました。

長野県果樹研究会とは、長野県在住果樹生産者による長野県果樹産業の発展を目的とした団体で、新しい技術や品種の研究と普及、技術平準化のために講習会の運営等を行っており、この度の研究発表大会も、その一環として開催されました。

ファーマインドは、「国内果実マーケットとサプライヤーの現状について」というテーマの講演の中で、当社の会社概要、創業から培ってきた青果加工・流通におけるノウハウ、当社の青果流通の総合サプライチェーン機能について紹介しました。また、昨今の世界的天候異変や少子高齢化による労働力不足等が及ぼす生産者の経営の不安定化について触れ、契約農家が栽培した生産物を全量買い取る「畑買い」や農業生産法人運営を展開することによる生産者の経営、雇用、収入の安定化の可能性について説明しました。
さらに、ファーマインドの商品開発事例を、当社のマーケティング機能で収集した消費者の声を交えて紹介し、当社が保有する機能の効果的な活用によって、商品の付加価値向上および差別化の実現を可能とし、その結果として、生産者と消費者の利益の最大化に資することができるのではないかという考えを述べました。
講演の途中では、実際に当社の商品を試食していただき、評価や感想を頂きながら、多くの意見交換が行われました。

当社は「生産者と消費者を繋ぐ」という企業理念に基づき、今後も様々な側面から国内外青果流通の発展に貢献していきたいと思います。引き続き、国内外での青果物の供給体制の強化及びコールドチェーンを通じた品質向上を図り、生産者から消費者の皆様へ新鮮でおいしい青果物をお届けして参ります。

■講演の様子
(画像をクリックすると拡大します)

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